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IDカードの発行や印刷についての基礎知識

IDカードのメリット・デメリット

IDカードのメリット

IDカードとは、身分証明証のことです。
それに対しICカードとは、情報(データ)の記録や演算を
するために集積回路 (IC) を組み込んだカードのことです。

現在では、「IDカード= ICカード」である場合はよくあります。
また、ICカードの比較対象となるものは、生体認証です。
従ってここでは、ICカードと生体認証を比較し、
それぞれのメリットとデメリットを検討します。

ICカードのメリットは、
・カードを置いておけば常に認証状態にできること
・現状では偽造することが難しいこと
・生体認証は生体的特徴によって認証を行うため、
認証精度に個人差が出る場合があること。
です。

IDカードのデメリット

・なりすましが出来ること
・いつも携帯する必要があること
・紛失の恐れがあること
・貸し借りが出来ること
・カードを置いたまま席を離れると、
他の人が使える可能性があること
・コストが高いこと

生体認証ICキャッシュカード

最近、銀行等では、生体認証ICキャッシュカードを発行しています。
ICカードと生体認証により二重で本人の認証をすることで、
高度なセキュリティを確保しようとするものです。
これは「IDカード= ICカード」のメリットと生体認証のメリットを
統合したものと評価出来ます。

しかし、生体認証には「指静脈方式」と「手のひら静脈方式」の
二方式があります。
必ずしも互換性がある訳ではありません。
カードを発行した銀行以外では使い難い側面もあります。

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