内部からの情報漏洩は、従業員と社内を出入りする社外の人による、人為的要因が多いのが実態です。
具体的には、
「個人情報が入ったパソコンが盗まれる」
「ウイルス感染やハッキングの被害にあう」
「個人情報を不用意に渡す」「外部に持ち出し紛失する」
「過失によって、不特定多数の人に見られてしまう」
「USBメモリ、CD-Rなどの電子記録媒体」や、
「私用のノートPCの持ち込み」などが該当します。
情報漏洩は、経済的なダメージだけでなく、長年、積み上げてきた信頼を失い、
企業のイメージダウンとなって、今後のビジネス機会にも大きく影響してしまいます。
個人情報の流出は、人による「モラル」の問題です。
企業の体質を考慮し、体制の構築や社員の意識改革を行うことで多少改善出来るでしょう。
また、社員証ICカードを作ることで、「モラル」「信頼」の意識向上だけでなく
、
入退室管理や食堂決済など、さまざまな用途で活用できます。しかし、社外の人による、
「社内への出入り制限」はなかなか難しいのが現状です。来客や清掃、
オフィス機器のメンテナンス、工事、荷物の搬入出など、日常的に外部の人もオフィス内に
多数入ってくるでしょう。
個人情報、機密事項が社外に人の目に触れないよう、注意しないといけません。
オフィスに入る際は、入館許可証など内部と区別できるカードを身につけてもらう事も大事です。
社員証ICカードや来客カードは、
ローコストでスピーディーに作成可能な内製化をお勧めします。